中古スノーボードブーツのネット購入3つの要点!初めてメルカリで型落ち中古品を買ってみた。

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「安い中古ブーツが欲しい」

「メルカリで買ってみたい

「良い商品を選ぶコツはある?」

 この記事では、スノーボード歴20年以上、現役インストラクターの筆者が次のことを紹介します。

  1. 中古のスノーボードブーツを実際にメルカリで買った体験談
  2. メルカリ・ヤフオクで良い中古品を選ぶための3つのチェックポイント

 スノーボードブーツの型落ち中古品を買うならメルカリかヤフオクがおすすめです。

 中古品や型落ちのブーツを買ってみたいけど失敗しないか心配という人は、ぜひこの記事を参考にしてください。

1.スノボブーツの型落ち中古品をメルカリ・ヤフオクで買うコツを解説

 この記事では、スノーボードブーツの型落ち中古品をメルカリやヤフオクで買うときに、失敗せずに良い商品を見抜くための3つのチェックポイントを紹介します。

 筆者が実際にメルカリでブーツを買った例を見ながら画像で解説します。

 メルカリやヤフオクの利用は、初めての人にとっては不安や抵抗があるかもしれませんが、この記事で紹介するポイントを押さえれば、失敗する可能性は限りなくゼロになります。

 それどころか思わぬ掘り出し物を発見してお得にスノボブーツをゲットできます。

 なお、別記事でメルカリ・ヤフオクを利用して中古ブーツを購入するメリットについて紹介していますので、未読の方は先に読んでおくのがおすすめです。

スノーボードブーツは型落ち中古品がおすすめ!3つの理由とメルカリ・ヤフオクの活用メリット
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2.メルカリで中古ブーツを買ってみた

 今シーズン、筆者は新品のブーツを買う予定でしたが、スノーボード用品の価格高騰により断念し、メルカリで型落ち中古品を探すことにしました。

①最上位モデルが89%OFF!

 今回メルカリで買った中古のブーツがこれです。

中古ブーツ(8,500円)
メルカリ買った中古ブーツ(8,500円)

 このブーツは、BURTON(バートン)のレディース最上位モデルで、今季モデル(2024年)の新品価格はなんと79,200円です。

 旧モデルの中古品とはいえ、89%OFFの8,500円で購入(送料込み)できました。

 しかもdポイントを3,500円分使ったので実質5,000円で入手できました。

②購入から到着まで5日

きれいな中古ブーツ

 メルカリで購入ボタンを押してから商品が届くまでにかかった日数は5日でした。

スノボブーツ購入から到着までの流れ
  • 0日目
    出品

    出品者がメルカリで商品を出品

  • 1日目
    購入→支払

    筆者が購入ボタンを押して支払

  • 発送

    出品者から発送連絡あり

  • 2~4日目
    配送

    らくらくメルカリ便(送料1,050円は出品者負担)

  • 5日目
    商品到着

    お互いに取引内容を評価して終了

 今回、筆者は初めてメルカリでスノーボードブーツを購入しました。

 最初は不安でしたが、出品者はとても良い方でスムーズに取引を行うことができました。

 送料は出品者負担でしたし、梱包も丁寧でブーツが片方ずつ緩衝材で包んでありました。

 ブーツ本体もとても状態が良く、商品説明や商品画像のとおりでした。

 さらにブーツには未使用のパワーライドまで付属していました。(画像左の部品)

付属品(パワーライド)
パワーライドが付属

 パワーライドは、ブーツのアウターとインナーの間に入れてフィット感やレスポンス(反応)を高めてくれるアイテムで、カービングメインの筆者には嬉しい限りでした。

 今回、状態の良いブーツを激安で購入することができて大満足でした。

3.まずは中古ブーツを検索

 中古ブーツを購入する前に、欲しい商品をイメージしておくことが大切です。

 また、メルカリやヤフオクで型落ち中古ブーツを実際に検索し、価格相場を知っておくと失敗がなくなります。

①欲しい商品をイメージ

 メルカリやヤフオクにはたくさんのスノーボードブーツが出品されています。

 その中からノープランで欲しい商品を見つけ出すなんて、まるで地図なしで宝探しに出掛けるようなものです。

 まずは予算、ブランド、モデル、サイズなどの条件を書き出して欲しいブーツをイメージしましょう。

 例えば筆者がブーツに求める条件は次のようなものです。

欲しい商品のイメージ(筆者の場合)
  • 予算:1万円
  • ブランド:BURTON(バートン)
  • モデル:指定なし(フレックスは硬め)
  • サイズ:24.5cm
  • 紐タイプ:クイックレース(スピードゾーン)
  • その他:レディースも可

 基準が明確になれば膨大な検索結果に迷うことなく最短ルートで欲しい商品にたどり着くことができます。

予算はいくら?

 例えば、筆者は予算1万円と決めています。

 1万円以下なら万が一ハズレ商品や詐欺にあったとしても損失が小さくて済みます。

必要なスペックは?

スピードレーシング
バートンのスピードレーシングタイプ

 例えば、筆者はバートンのスピードレーシングタイプ(紐を引っ張るだけでブーツを締め付けてくれる)と決めています。

 自分の欲しいブランドやモデル、スペックが決まっていれば探す時間や手間が省けます。

 このとき、ブーツとビンディングの相性や互換性に注意してください。

 取り付けがワンタッチで簡単なビンディング(ステップインやステップオン)を使っている人は、専用のブーツを買う必要があります。

ブーツのサイズは?

ブーツのサイズ

 ブーツ選びでもっとも大切なのはサイズです。

 筆者はバートンのブーツならサイズは24.5cmと決めています。

 小さすぎると足が痛くなり、大きすぎるとブーツの中で足が動いてボードをうまく操作できません。

 既に同じブーツを持っている、店舗で試し履きしたことがあるなど、サイズが分かっているのが理想です。

 可能なら一度試し履きしてサイズやフィット感を確認しておくと良いでしょう。

②商品検索で相場を知る

 欲しい商品をキーワードで検索します。

 例えば、筆者はバートンのブーツしか買わないので検索ボックスに次のように入力します。

  • バートン 24.5
  • バートン ブーツ 24.5

 最初はざっくりした内容でOKです。

 検索結果が多すぎる場合は、条件を1つずつ追加して再検索すると絞り込めます。

  • バートン 24.5 サプリーム ←モデル名を追加
  • バートン ブーツ 24.5 サプリーム

 検索結果を見ると中古価格の相場を知ることができるなど、いろんな条件で検索するだけでもブーツを見る目が養われます。

4.中古ブーツ3つのチェックポイント

 状態の良い中古ブーツを買うためには、何よりも商品画像のチェックが大切です。

 商品画像のチェックは、ブーツの状態を自分の目で確認できる唯一の方法です。

 今回は、筆者がもっとも大切だと思うポイントを3つ紹介します。

中古ブーツ3つのチェックポイント
  • Check1
    製品情報ラベル
  • Check2
    ソールの裏

  • Check3
    アウター

①製品情報ラベル

 1つ目のチェックポイントは、製品情報ラベルです。

製品情報ラベル(赤)
タン内側の製品情報ラベル(バートン)

 筆者が中古のブーツを買うときは、真っ先に製品情報ラベルの画像を確認します。

 製品情報ラベルは、バートンのブーツならアウターのタン(スネ部分)の内側に貼ってあります。

 筆者は、このラベル画像がない商品は絶対に買いません

 製品情報ラベルの画像では、次の2つをチェックします。

記載内容は正しいか

 ラベルの情報(サイズ、モデル等)と、出品者が記載した商品タイトルや商品説明の内容が一致しているか確認します。

 なぜなら、ブーツにあまり詳しくない出品者の場合、サイズやモデルの記載を誤っている可能性があるからです。

 以前、筆者がヤフオクで目を付けたブーツがありました。

 その商品にはラベルの画像がなかったので、サイズの記載が正しいことを確認するために出品者に画像の掲載を依頼しました。

 しかし画像の掲載は断られ、その直後にそのブーツが別サイズで出品されたことがありました。

 出品者の書いた情報だけを信じてブーツを購入するのは危険です。

 必ず自分の目でラベルを見てサイズやモデルを確認してください。

ラベルにスレがないか

 ラベルがきれいなブーツは使用回数が少なく状態が良い場合が多いです。

 今回筆者がメルカリで購入したブーツはラベルがきれいでした。

製品情報ラべル(良)
ラベルにスレがない

 逆に次の画像のようにラベルがかすれて文字が読めないブーツは要注意です。

製品情報ラベル(否)
ラベルがスレて読めない

 使用回数が多くハードな環境で使用されてきた可能性が高いので避けるのが無難です。

 ラベルのあるスネ部分は、トゥサイド(つま先側)ターンで強い力が加わるのでごまかしが効かず、ブーツの使用感をチェックするのに最適です。

 もう一度繰り返しますが、筆者は製品情報ラベルの画像がない商品は絶対に買いません。 

②ソールの裏

 2つ目のチェックポイントは、ソールの裏です。

 ソールはゴム素材で地面と直接触れる部分のため、使用感がダイレクトに表れます

 今回メルカリで購入したブーツはソールの裏がきれいでした。

ソールの裏側(良)
ソールに汚れ、削れがない

 逆に次の画像のようにソールの裏がボロボロのブーツは要注意です。

ソールの裏側(否)
ソールがボロボロで痛みがひどい

 ソールは、道路や砂利の上を歩くことで削れて、どんどん溝がなくなっていきます。

 必ずソールの裏を見て大きなダメージや不均等な摩耗がないか確認しましょう。

 ソールの裏の画像がなければ、製品情報ラベルや説明文から推測するしかないですが、できれば出品者に画像の掲載を依頼しましょう。 

③アウター

 3つ目のチェックポイントは、アウターです。

 アウターはスノーボードブーツそのものですから必ず画像が掲載されています。

 チェックポイントは「甲(つま先)のシワ」「表面の剥がれ」の2つです。

甲(つま先)のシワ

 甲(つま先)のシワが少ない商品が良いです。

 ブーツの甲の部分は、つま先側(トゥサイド)ターンで強い力が加わります。

 また歩いたり階段を上がるときによく曲がる部分なので使用感が出やすいです。

 今回筆者が購入したブーツの甲には、あまりシワがありませんでした。

ブーツ甲のシワ
甲部分のシワが少ない

 甲に深いシワがあったり、深すぎて亀裂が入っているブーツもあるので注意してください。

表面の剥がれ

 アウターの表面は、ビンディングと擦れたり経年劣化によって剥がれていきます。

 今回買ったブーツは剥がれは一切ありませんでした。

表面の生地(良)
アウター表面がきれい

 逆に次の画像のようにアウターの表面が剥がれている商品はいくら安くても避けるべきです。

表面の生地(否)
アウター表面がボロボロ…

 ビンディングのストラップやヒールカップが当たる箇所は特に表面の生地が剥がれやすいです。

 ここまでひどいブーツはまれにしか見かけませんが、いくら安くても短期間しか使用できません。

5.おわりに

 この記事では、以下の内容について紹介しました。

  1. 中古のスノーボードブーツを実際にメルカリで買った体験談
  2. メルカリ・ヤフオクで良い中古品を選ぶための3つのチェックポイント

 中古のスノーボードブーツを買うならメルカリかヤフオクがおすすめです。

 特にメルカリは即時購入が原則なので、オークションのように値段がつり上がることなく掘り出し物を見付けやすいです。

 購入前には、必ず商品画像で以下の箇所を確認しましょう。

  1. 製品情報ラベル
  2. ソールの裏
  3. アウター

 判断に迷ったら出品者に質問したり、詳しい人に見てもらうのが確実です。

 この記事が型落ち中古品のブーツの購入を検討している人のお役に立てれば幸いです。

 最後までお読みいただきありがとうございました。

 以下の記事では、お気に入りのブーツを長く使うため、ソールの剥がれを自分で修理する方法について紹介しいますので併せて読んでみてください。

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