スノボに軽自動車?車内積み、車中泊OKのハスラーをおすすめ!7つの魅力を紹介

上達マインド
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スノボ行くのに軽自動車でも大丈夫?」
車内に板を積んだり車中泊はできる?」

おすすめの車種はある?」

 マイカーでスノーボードに行く人にとって車選びは大切です。

 板やブーツなどたくさんの荷物を積み込むことができ、雪道を安全に走行できる車を選ばなければなりません。

 この記事では、スノーボード歴20年以上、現役インストラクターの筆者が1人でスノーボードに行く人にスズキの軽自動車「ハスラーをおすすめする理由とハスラーの7つの魅力を紹介します。

 この記事が車選びで迷っている人のお役に立てれば幸いです。

海とハスラーとスノーボードの画像

1.スノーボードに軽自動車で大丈夫?

 スノーボードに行くのに軽自動車でもまったく問題ありません。

 なぜなら軽自動車でも安全にスキー場に行くことができるからです。
 スタッドレスタイヤを履いた軽四輪(4WD)は雪道に強いです。

 筆者はスノーボード歴20年以上ですが、スキー場の駐車場ではハリアー、エクストレイル、CX5、フォレスターなどをよく見かけます。
 「かっこいいなー」「少し大きめのSUV車が欲しいなー」と思ったことも確かにあります。

 でも今は軽自動車で本当に良かったと思っています。

 軽自動車は、車体が小さいので駐車場がいっぱいでも少しスペースがあれば駐車できますし、Uターンするときも小回りが利いてとても便利です。

 そして何より軽自動車はお財布にやさしいというメリットがあります。
 購入時の車両本体価格が安いことはもちろん、普通車に比べていろいろ維持費が安いです。 
 長く乗れば乗るほど経済的にお得です。 

普通車より安い主な維持費
  • 車検、軽自動車税、自動車重量税
  • 自賠責保険、任意保険
  • ガソリン代(燃費がいい)、エンジンオイル、タイヤなど消耗品費

2.スノーボードに行くならスズキのハスラーがおすすめ!

 数ある軽自動車の中でも、スノーボードに行くならスズキのハスラーがおすすめです。
 実際、筆者はハスラーに8年乗っていますが、次もハスラーを買おうと思っています。

 さすがに荷物を積んだ状態で4人乗車は厳しいですが、車内にボードを積んでも2人なら余裕ですし、1人なら車中泊も可能です。

 特に1人でスノーボードに行くことが多い人には断然ハスラーをおすすめします。
 次は筆者がなぜハスラーをおすすめするのか、その魅力について説明します。

3.ボードの車内積み、車中泊もOK!ハスラー7つの魅力!

 筆者がハスラーをおすすめする理由は、ハスラーはスノーボードを安全、快適に楽しむための機能や装備が充実しているからです。
 次は、その中から筆者が特にすごいと思ったハスラーの7つの魅力を紹介します。 

①ボードの車内積みOK

 ハスラーにもルーフキャリアやルーフボックスを取り付けることができますが、室内空間が広いため車内にボードを積むことができます。

 例えば「インテリアバー」という車内のアシストグリップに付けられる伸縮バーを2本使えば、簡単に車内積みできます。

 ただし、ハスラーの運転席にはアシストグリップがないので、前側は別売りのフックを2個(約1,000円)使用してインテリアバーを取り付けました。

 また、ハスラーはシートアレンジが多彩なので、助手席とその後部座席をフルフラットにして平置きすることもできます。

ハスラーをフルフラットにした画像

②フルフラットで車中泊OK

 ハスラーは室内空間が広い上、先ほど説明したとおり助手席側がフルフラットになるため車中泊が可能です。
 さすがに荷物がある状態で大人2人の車中泊は厳しいですが、1人なら足を伸ばして寝ることができます。

 助手席側をフルフラットにした状態でエアマットを敷き、その上に寝袋や布団を置けばもう家で寝るのと変わらないほど快適です。

③食事用テーブルがある

 ハスラーの助手席には「インパネアッパーボックス」というテーブル機能付きの便利な収納があります。

 ボックスを開けると扉がテーブルに早変わりするので、車内で昼ご飯を食べたり、休憩時にスマホなどちょっとした小物を置くときなどに重宝します。

 最大1.5kgまで耐えられるのでスノーボード以外でも大活躍です。

④運転席と助手席の移動もラクラク

 ハスラーは前席がベンチシートになっており、運転席と助手席の行き来がしやすいです。

 例えばゲレンデに到着したけど雨や雪が降っているとき、寒くて外に出たくないときは、車内を運転席から助手席に移動して助手席でブーツを履いたりテーブルで朝食を食べたりできます。

 運転席だと足元にアクセルやブレーキがあり、正面にもハンドルがあるので前かがみになってブーツを履くこともできません。
 狭くて窮屈な運転席より助手席の方が広々としていてリラックスできます。

ベンチシートの画像

 なお、新型ハスラーはベンチシートからセパレートシートに仕様が変更されています。
 念のためカタログなどで内装を確認したところ、どうやらこれまでどおり車内を助手席に移動できそうです。

⑤バックドアが屋根になる

 ハスラーのバックドアは跳ね上げ式のため、開けるとバックドアが屋根に早変わりします。

 このため雨や雪でも濡れずに着替えができますし、晴れた日は日影ができるので快適に休憩できます。

バックドアを開放した画像

⑥雪道に強い

 ハスラーは雪道に強いので安心です。
 4WDが選べることに加え、雪道や坂道の運転に役立つ便利な機能を備えていますので、あらかじめスイッチをONにしておけば車がスリップしたときなどに抜群の効果を発揮してくれます。

ハスラー安全機能スイッチの画像
左から順に、グリップコントロール、ヒルディセントコントロール、運転席シートヒーター

グリップコントロール

 滑りやすい路面で空転した片輪のブレーキを早く強くし、空転していない車輪に駆動力を集中させて発信をサポートします。

ヒルディセントコントロール

 急な下り坂でもブレーキ操作無しで車速を7km/hに固定してくれるため、ドライバーはハンドル操作に集中できます。

運転席ヒートシーター

 シート内のヒーターで運転席の座面をしっかり温めてくれます。
 なお、新型ハスラーでは助手席にも標準装備となりました。

⑦燃費がいい

 ハスラーはとても燃費が良くガソリン代の節約になります。

 ハスラーの燃費はカタログ値で23.4km/L(ターボ無し、フルタイム4WD)となっていますが、筆者が実際に計測したところ、スタッドレスタイヤを履いた状態でも18~21km/Lの間でした。

 4WDでスタッドレスタイヤを履いてこの数字なら合格点です。

 これはハスラーが排気量の少ない軽自動車だからという理由だけでなく、電気の力で燃費の向上に役立つマイルドハイブリッドを搭載しているからです。 

 マイルドハイブリッドは、減速時などのエネルギーを電力としてバッテリーに充電し、その電力で加速時などにエンジンをアシストするシステムです。

 そして、燃費以外(税金、車検、修理代など)の維持費も安く経済的なのはこれまで説明したとおりです。

4.おわりに

 ハスラーをひとことで表現するなら
「かゆいところに手が届く車」です。

 これだけ安全性、快適性に優れ、経済的な車はほかにないと思います。

 特に1人でスノーボードに行くことが多い人にはおすすめです。
 ぜひ候補の1台としてハスラーを加えてみてください。

 最後までお読みいただきありがとうございました。

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 また、以下の記事では、ひとりスノボを楽しむコツを紹介しています。
 ぜひハスラーなどの軽自動車でひとりスノボにチャレンジしてください。

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