ひとりスノボ 2つのメリット・デメリット

上達マインド
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「ひとりスノボは恥ずかしい…」

「ひとりの休憩時間はさみしい…」

「トラブルにあわないか心配…」

 スノーボード好きの人が一度は抱える悩みではないでしょうか?

 でも、僕は次のように考えます。

 「目標があるなら行く! そしてなりふり構わず滑りまくる!!」 

 この記事では、スノーボード歴20年以上、現役インストラクターの僕が考えるひとりスノボのメリットとデメリットを紹介します。

 僕はスノーボードに1人で行くことが多いです。
 ひとりスノボは上達への近道です。

 もし一人でスノーボードに行くか迷っている人がいたら、ぜひこの記事を読んで勇気を持ってチャレンジしてみてください。

 きっとひとりスノボが病みつきになりますよ。

メリットとデメリットを表現した画像

1.ひとりスノボ2つのメリット

 はじめに、ひとりスノボのメリットを2つ紹介します。

①全てが自由時間

椅子の上の目覚まし時計の画像

 1つ目のメリットは、スキー場での時間を全て自分の好きなように使えることです。

 誰かと行けば昼ごはんや帰るタイミングを合わせる必要があります。

 そして、大人数であればあるほど、自分の好きなように行動することは難しくなります。

 それが一人だと

  • 何時に行き、何時に帰るか
  • いつ休憩するか、いつ昼ごはんを食べるか
  • どのコースを滑るか

などを自分で全て決めることができます。

 まるで一人旅に行くようなものです。

 良いも悪いも全て自分次第ですが、判断力と決断力さえあればこれほど楽しいことはありません。

②最速で上達する

スキー場のリフトから撮影した青空の画像

 2つ目のメリットは、とにかく最速で上達することです。

 一人なので当然話し相手はいませんし、リフトの上でもスノーボードのことばかり考えます

 また、リフトを降りてからもダラダラせずにすぐ滑り出します。

 そして、休憩はトイレと水分補給だけなど、短時間で終了です。

 ちなみに、僕は一人でリフトに乗っているとき、いつも次のことをしています。

  • 自分で作成した「練習メモ」を読む
  • スマホでYoutubeや自分の滑走動画を見てイメトレする
  • 滑っている人をリフトから観察して良い(悪い)点を探す

 滑ってはリフトで考え、また滑ってはリフトで考えの繰り返しです。

 これならリフトに乗っている時間なんてあっという間です。

 僕がスノーボードを長くやってきて確信したことは、上達には次の3ステップが必要だということです。

上達のための3ステップ
  • STEP1
    頭の中でイメージする(インプット)

  • STEP2
    イメージしたことを雪上で実践する(アウトプット)
  • STEP3
    1と2をひたすら繰り返す(反復練習)

 つまり、人から教えてもらってばかりでなく、教わったことを自分の頭で整理し、インプットとアウトプットを繰り返して反復練習を続けることが大切だということです。

2.ひとりスノボ2つのデメリット

 次に、ひとりスノボの2つのデメリットと対策を紹介します。

①やっぱりさみしい…

雪山に1人たたずむスノーボーダーの画像

 1つ目のデメリットは、やっぱりさみしいときがあるということです。

 たとえば次のようなときです。

  • 何度練習してもうまくいかず落ち込んだとき
  • 家族連れやカップルの楽しそうな笑い声を聞いたとき
  • 営業終了前にゲレンデに「家路」や「蛍の光」が響き渡ったとき

 一人でスノーボードを楽しむためには、上達への強い思いと孤独に耐える強いメンタルが必要となります。

 それでも孤独に耐えられなくなったら…

 「今日はたくさん練習できたから早めに帰ろう!」

と自分を励まし、少し早めに切り上げましょう

②トラブルに合ったとき心細い

 2つ目のデメリットは、ケガ、事故など、何かトラブルに合ったとき一人だと非常に心細いことです。

ケガ、遭難への対策

雪山に1人で座っている画像

 まず、ケガや遭難の危険があるため、滑走禁止エリアやコース外には入らないようにしましょう。

 また、プロテクターを着ける、疲れたらこまめに休憩する、水分を取るなど、ケガの防止や体調管理にも気を付けましょう。

落とし物への対策

財布と鍵の画像

 命の危険はありませんが、財布や車のカギを落としてしまうと、最悪、家に帰れなくなります。

 貴重品がポケットに入っていることを定期的に確認しましょう。

 もし落としていたら、すぐインフォメーションセンターに行って落とし物として届いてないか聞いてみましょう。

 早ければ早いほど見つかる可能性は高くなります。

 僕は2回スマホを落としたことがありますが、2回とも拾った人がインフォメーションセンターに届けてくださいました。

道具の破損への対策

フェンスに立てかけたスノーボードの画像

 滑走中に道具が壊れた場合も、ケガをする可能性があります。

 また、壊れ具合によってはスノーボードを続けることができず帰るハメになります。

 僕は以前、カービング中にビンディングのネジが飛んでストラップがはずれたり、キッカーでフロントフリップ(前方宙返り)をしてボードが折れたことがあります。

 それからは、常にボード、ブーツ、ウェア、ゴーグル、グローブなどを2セット持って行き、1セット(お古)は予備として車に置くようにしています。

 たとえ軽自動車であっても、もともと一人なので2セット積むくらいは余裕です。 

3.おわりに~もう人と滑れなくなる?

パウダーを巻き上げるスノーボーダー

 この記事では、ひとりスノボのメリット・デメリットについて紹介しました。

  • 大好きなスノーボードとひたすら向き合い
  • 時間や場所を気にせず好きなだけ楽しめる

 この魅力を知ってしまうと、ひとりスノボが病みつきになります。

 そして、これに慣れてしまうと一人でスノーボードに行くのが当たり前になり、やがて人と滑るのが面倒になっていきます。

 もしかしたら一人で滑るのが楽しすぎて、もう人と滑れなくなるかもしれません。

(もちろん人と滑ることで刺激を受けたり、得るものは多くあります。)

 今週末のゲレンデは最高のコンディションかもしれません。

 もしそうなら一緒に行く相手がいないからという理由であきらめるのはもったいないです。

 最後にもう一度言います。

 「目標があるなら行こう! そしてなりふり構わず滑りまくろう!!」 

 以下の記事では、ひとりスノボにおすすめの軽自動車ハスラーやひとりスノボの体験談を紹介していますのでぜひ併せて読んでみてください。

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