「ひとりスノボに挑戦したい!」
「スノボが好きなだけじゃダメ?」
「向き不向きはあるの?」
この記事では、スノーボード歴20年以上の現役インストラクターが次の内容を紹介します。
- ひとりスノボに向いている人の5つの特徴
- ひとりスノボに向いていない人の3つの特徴
一人でスノーボードやスキーを楽しむことには、他人に合わせず、自分のペースで滑れるという特別な楽しさがあります。
しかし、ひとりスノボに向いている人と向いていない人がいます。
今回は、ひとりスノボに適した人の特徴5つと、向いていない人の特徴3つをご紹介します。
この記事を読めば、自分がひとりスノボに向いているかどうかが分かります。
ひとりスノボにチャレンジしたいけれど迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
1.向いている人の特徴
ひとりスノボが向いている人の特徴を5つ紹介します。
①スノーボードが大好きな人
スノーボードが好きで、滑ることに没頭できる人はひとりスノボに向いています。
大好きなことに集中していると、寂しさを感じることも少ないでしょう。
スノーボードへの情熱が強ければ強いほど、一人でも十分に楽しむことができます。
楽しい時間はあっという間
スノーボードが大好きな人にとって、雪山で好きなことに没頭する時間はあっという間です。
仕事や学校にいるときでさえも、「早く滑りたい」と心がザワザワするでしょう。
このような思いを抱く人こそ、ひとりスノボに向いています。
リフトが動き出してから止まるまで、体力の限り滑り続けたいと思い、休憩時間すらもったいなく感じるはずです。
何よりも「スノーボード愛」
一番大切なのは、技術やレベルに関係なくスノーボードそのものを愛することです。
例えば、スノーボードに行く日は、目覚ましがなくても自然に早起きしてしまうような情熱のある人です。
冬になると雪予報や週末の天気を常に気にし、計画を立てるのを楽しめる人は、間違いなくひとりスノボに向いています。
また、夏でもオフトレとしてサーフスケートやイメージトレーニングを行い、スノーボードへの情熱を絶やさない姿勢が大切です。
週末はテンションが上がりすぎて午前3時に目が覚めます。
②マイペースな人
自分のペースを大切にする人も、ひとりスノボに向いています。
誰かに合わせることなく、気ままに行動したい人にとって、ひとりスノボはストレスフリーな楽しみ方です。
誰にも振り回されたくない
普段から一人焼肉や一人カラオケ、一人旅などを好む人は、自分のペースで楽しむことに慣れています。
人と一緒だと、行動やスケジュールを合わせる必要があり、気を使う場面が多いですが、ひとりスノボならその心配もありません。
「他の人と一緒だとわずらわしい」と感じたことがある人は、まさにひとりスノボ向きです。
自由気ままに動きたい人
一人で行動する自由さを楽しめる人は、ひとりスノボを気楽に楽しめるでしょう。
集団行動が苦手だったり、親戚づきあいのような付き合いが少し億劫だと感じる人にとって、ひとりスノボは自分だけの時間を楽しむ絶好の機会です。
寝坊してしまっても、自分一人なら気まずい思いをすることもありません。
集団生活がイヤすぎてお腹が痛くなる…。
③上達を目指している人
純粋に上達したいという向上心がある人は、ひとりスノボでさらなる成長が期待できます。
自分のペースで練習できる環境は、効率的なレベルアップに最適です。
明確な目標がある
「バッジテストやインストラクター検定に合格したい」「○○大会に出場したい」など、具体的な目標がある人はひとりスノボに向いています。
誰かと一緒に滑ると、どうしてもペースややりたいことが合わず、思うように練習できないこともあります。
ひとりスノボなら、自分が習得したいトリックやテクニックに集中して取り組むことができます。
自分だけの上達を追求したい
「こっそり練習して仲間を見返したい」「○○大会で8位入賞したい」というように、上を目指す意欲が強い人もひとりスノボ向きです。
とにかくかっこいいトリックを決めたい、来週彼女と行くスノボで格好いいところを見せたい、などのモチベーションがあるなら、一人で思い切り練習したほうが成果を出しやすいでしょう。
また、他の人と滑っていて感じるレベル差をコソ練で埋めたいと思うなら、まさにひとりスノボが最適です。
雨が降ろうと槍が降ろうとゲレンデへGO!
④こだわりが強い人
自分の好みやスタイルに妥協せず、自由な発想で楽しみたい人には、ひとりスノボがぴったりです。
周りに左右されず、自分の「こうしたい」をすべて実現できるのが一人の魅力です。
コース選びも思いのまま
「好きなときに好きなコースを滑りたい」「帰りは好きな場所に立ち寄りたい」といった希望があるなら、ひとりスノボはすべて自分次第です。
一人であれば気分が変わっても他の人に気を遣うことなく思いのままに行動できます。
また、滑った後には温泉やご当地グルメなどもゆっくり楽しむことができ、充実した1日を過ごせます。
自分のスタイルにとことんこだわる
普段から持ち物や練習方法などに「自分だけの流儀」を持っている人にも、ひとりスノボはぴったりです。
「自分だけのギア」「これだと決めたルーチン」を大切にし、他人に合わせず自由に追求できることが魅力です。
趣味でも好きなものを長く収集したり、愛着を持って何かを使い続ける人なら、一人の雪山も自分だけの楽しみ方で満喫できるでしょう。
わがままじゃなくて、軸がブレないってこと。(スノボだけに笑)
⑤スマホを上手に活用できる人
一人の時間を楽しめる人や、スマホを上手に使いこなせる人もひとりスノボ向きです。
スマホがあってもなくても、自分の時間を充実させる工夫ができる人なら、雪山での時間も思いきり満喫できます。
スマホ無しでも自分の時間を満喫できる
スマホが手元にない状況でも、景色を楽しんだり、新しい技の練習に没頭できる人はひとりスノボに適しています。
例えば、リフト待ちの時間や休憩中も、周りの景色を楽しんだり、自分の滑り方を振り返ることができるため、一人でも寂しさを感じにくいでしょう。
スマホでSNS発信やスノボ研究ができる
スマホがあるとさらにひとりスノボの楽しさが広がります。
SNSを使って写真や感想を発信して仲間との交流を楽しんだり、リフトに乗っている間にYouTubeで上達のための動画をチェックするような人は、効率よく練習も進められます。
普段からSNSを使ってスノボ情報をシェアしたり、研究している人なら、ひとりスノボの時間もさらに充実したものになるでしょう。
スマホが友達だから寂しくないっ!
2. 向いていない人の特徴
ひとりスノボが向いていない人の特徴を3つ紹介します。
①他人の目が気になる人
一人で滑ることを楽しむためには、周りの視線を気にしすぎないことが大切です。
ゲレンデで自分一人だと感じるのが不安な人や、常に他人の目を意識してしまう人にとって、ひとりスノボはリラックスできないかもしれません。
周囲の目がとにかく気になる
人目が気になる人は、一人でスノボをする際に「他人にどう見られているか」を考えてしまい、純粋に楽しむことができません。
ゲレンデでは意外と周りの人が各々の滑りに集中しているため、誰も自分のことなんて見ていません。
しかし、そうと分かっていても不安がある場合、無理にひとりスノボに行かなくても、気の合う仲間と楽しむ方が心地よく過ごせるでしょう。
常に誰かと一緒でないと不安
一人で行動すると落ち着かないという人には、ひとりスノボは不安を感じます。
特に、ゲレンデで一人でいると「寂しさ」や「心細さ」を感じてしまい、スノボに集中できないかもしれません。
一人の時間を楽しむ余裕ができるまでは、仲間と滑ることでリラックスしやすく、安心してスノボを楽しめるでしょう。
フェイスマスクやフードを着用すれば、誰にも気づかれず安心です。
②一人で判断できない人
ひとりスノボを楽しむためには、自分で決断し、自ら行動する力が必要です。
誰かに頼らず、自分の判断で行動できることが大切な条件です。
日常生活でも人任せな傾向がある人にとって、ひとりスノボは楽しめないかもしれません。
何でも人任せにしがち
いつも他人に頼って行動を決めるタイプの人は、ひとりスノボで困ってしまう場面が多くなります。
例えば、ゲレンデでどのコースを滑るか、休憩するタイミングや場所など、ひとりスノボではすべて自分で決める必要があります。
優柔不断な人や、人に合わせるのが得意な人は、こうした「自己判断」の場面で不安や戸惑いを感じることが多いでしょう。
決断力がないと行動に移せない
外食のメニュー選びにも迷ってしまうような優柔不断な人にとっては、ひとりスノボでの判断も難しく感じるかもしれません。
スノーボードのギアやコースの選択、滑るペースの調整など、自分自身で選んで決めなければならないことがたくさんあります。
こうした決断が負担に感じる人には、ひとりスノボよりも誰かと一緒に行動するスタイルの方が安心して楽しめるかもしれません。
判断力や決断力を養うため、あえて「ひとりスノボ」もいいかも。
③楽しみを見つけるのが苦手な人
ひとりスノボを楽しむためには、自分自身で楽しみを見つけられることが重要です。
他人と一緒でないと楽しめない人にとって、一人でのスノボは魅力を感じにくいかもしれません。
新しいことに挑戦するのが苦手な人は、スノーボードの醍醐味を逃してしまうことが多いでしょう。
一人遊びが苦手で孤独を感じる
一人で過ごすことが苦手な人は、ひとりスノボの時間を持て余してしまうかもしれません。
例えば、ゲレンデで新しいコースに挑戦するのが不安だったり、ちょっとした地形変化が気になって楽しめなかったりします。
いつも同じコースを滑り、同じ練習にとどまっていると、スノボの新しい発見や楽しみが得られず、ただの繰り返しになってしまいます。
新しい挑戦ができないと楽しみも減る
新しいギアやほかのスキー場に興味を持たない人も、ひとりスノボの楽しさを見つけるのが難しいでしょう。
新しいことに挑戦することが怖くて避けてしまうと、結果として楽しみが少なくなり、スノボの魅力を十分に味わえないかもしれません。
こうした人には、誰かと一緒に楽しむスタイルの方が楽しめるでしょう。
楽しいことは自分で作るものです。
3.まとめ
この記事では、次の内容を紹介しました。
- ひとりスノボに向いている人の5つの特徴
- ひとりスノボに向いていない人の3つの特徴
ひとりスノボは、自由な楽しみ方ができる一方で、向いている人と向いていない人がいます。
他人の目が気になったり自分で判断できない人は、慣れるまでは友達と一緒に楽しむ方が良いかもしれません。
スノーボードが大好きで、自分のペースで上達したい人は、ぜひ挑戦してみてください。
この記事が、「ひとりスノボにチャレンジしたいけど迷っている」という人の参考になれば幸いです。
次の記事では、ひとりスノボのメリットや、ひとりスノボデビューまでの3ステップについて紹介していますので、ぜひご覧ください。
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