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スノボに軽自動車?車内積み、車中泊OKのハスラーをおすすめ!7つの魅力を紹介

この記事は約8分で読めます。

軽自動車でスノボに行ける?
スズキのハスラーってどう?
板の車内積みや車中泊できる?

この記事では、スノーボード歴20年以上の現役インストラクターが、スズキの軽自動車「ハスラー」をおすすめする理由7つの魅力を紹介します。

マイカーでスノーボードやスキーに行く人にとって車選びは大切です。

この記事を読めば次のことが分かります。

  • 軽自動車でスノーボードに行けるか
  • ハスラーの車内に板を積めるか
  • ハスラーで快適に車中泊できるか
  • ハスラーは雪道に強いのか
  • ハスラーのメリットとデメリット

この記事が車選びで迷っている人のお役に立てれば幸いです。

1. スノーボードに軽自動車で大丈夫?

雪上でスタッドレスタイヤを装着したハスラー

スノーボードに軽自動車で行っても問題ありません

軽自動車でも安全にスキー場までの雪道を走行することができます。
スタッドレスタイヤを履いた軽四輪(4WD)は雪道に強いです。

たしかに、スキー場の駐車場では、ハリアー、エクストレイル、CX5、フォレスターなどを見かけることが多く、「かっこいいなぁ」「大きめのSUV車が欲しいなぁ」と思ったこともあります。

でも今は軽自動車で良かったと思います。

軽自動車は車体が小さく、駐車場の小スペースにも駐車できます。
狭い道でのUターンも小回りが利いて便利です。

混んでいてもゲレンデ近くの駐車枠に誘導されてラッキー! 

また、軽自動車は購入時の車両本体価格が安いことはもちろん、普通車に比べて維持費が安いです。 
長く乗れば乗るほど経済的にお得です。

普通車より安い主な維持費
  • 車検、軽自動車税、自動車重量税
  • 自賠責保険、任意保険
  • ガソリン代(燃費がいい)、エンジンオイル、タイヤなど消耗品費

2. おすすめはスズキ「ハスラー」

スズキハスラー

スノーボードに行くなら、スズキのハスラーがおすすめです。
実際、私はハスラーに8年乗っていますが、次もハスラーを購入したいと思っています。

軽自動車なので、さすがに荷物ありの4人乗車でスノーボードは厳しいですが、2人なら車内にボードを積んでも余裕です。

特に「ひとりスノボ」が多い人には、車中泊も快適なハスラーを強くおすすめします。

雪道に強くて経済的、車中泊もできて良いことばっかり。

小さい車体ならではのデメリットもあるよ。次は車の中を見てみよう。

3. ボードの車内積み、車中泊もOK!ハスラー7つの魅力

ハスラーには、スノーボードを安全、快適に楽しむための機能や装備が充実しています。
ハスラーの7つの魅力を紹介します。

①ボードの車内積みOK

ハスラーにルーフキャリアやルーフボックスを取り付けることは可能ですが、軽自動車の割りに室内空間が広いため、車内にボードを積むことができます。

例えば「インテリアバー」という車内のアシストグリップに装着する伸縮バーを2本使えば、簡単に車内積みできます。

注意点は、ハスラーの運転席にアシストグリップがないので、別売りのフックを2個(約1,000円/個)使用してインテリアバーを取り付る必要があることです。

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ハスラーをフルフラットにした画像

ハスラーはシートアレンジも多彩です。

助手席とその後部座席をフルフラットにすれば、板が何枚も平積みできます。

②フルフラットで車中泊OK

ハスラーは室内空間が広い上、助手席側がフルフラットになるため車中泊できます。

荷物が多いと大人2人の車中泊は厳しいですが、身長175cmくらいまでの大人1人なら足を伸ばして寝ることができます。

助手席側をフルフラットにした状態でエアマットを敷き、さらにその上に寝袋や布団を敷けば、家で寝るのと変わらない快適さです。

③食事用テーブルがある

ハスラーの助手席には「インパネアッパーボックス」というテーブル機能付きの収納があります。

ボックスを開けると扉がテーブルに早変わりします。
車内で昼ご飯を食べたり、休憩時にスマホや小物を置いたりできて便利です。

テーブルに最大1.5kgまで物を乗せても大丈夫です。

④運転席と助手席をラクラク移動

ベンチシートの画像

ハスラーは前席がベンチシートになっています。
運転席と助手席を簡単に行き来できます。

例えば、スキー場に到着したけど雨や雪、寒さで車の外に出たくないときがあります。
そんなとき、運転席から助手席に車内を移動します。

これで濡れたり寒い思いをしないで、助手席でブーツを履いたり、朝食を取ったりできます。

運転席はアクセルやブレーキが足元にあり、前かがみになってブーツを履くのが難しいです。
また、ハンドルが正面にあって食事もしにくいです。

その点、助手席は広々とリラックスできて快適です。

なお、新型ハスラーはベンチシートからセパレートシートに仕様が変更されています。
これまでと同様に、車内を助手席に移動できるようですが、購入前は必ずご自身の目で確かめてください。

⑤バックドアが屋根に変身

バックドアを開放した画像

ハスラーのバックドアは跳ね上げ式です。
開けるとバックドアが屋根に早変わりします。

そのため雨や雪の日でも濡れずに着替えができます。
晴れた日には屋根が日陰を作ってくれるので、ゆっくり休憩することができます。

⑥雪道に強い機能が充実

ハスラー安全機能(グリップコントロール・ヒルディセントコントロール・運転席シートヒーター)
左から順に、グリップコントロール、ヒルディセントコントロール、運転席シートヒーター

ハスラーは雪道に強いです。
4WDが選べることに加え、雪道や坂道の運転をサポートする便利な機能を備えています。
事前にスイッチをONにしておけば、車がスリップしたときなどに抜群の効果を発揮してくれます。

グリップコントロール

滑りやすい路面で空転した片輪のブレーキを早く強くし、空転していない車輪に駆動力を集中させて発信をサポートします。

ヒルディセントコントロール

急な下り坂でもブレーキ操作無しで車速を7km/hに固定してくれるため、ドライバーはハンドル操作に集中できます。

運転席ヒートシーター

シート内のヒーターで運転席の座面を温めます。
※新型ハスラーでは助手席にも標準装備となりました。

最低地上高は180mm

ハスラーの最低地上高は180mm(軽自動車の多くは150mm以下)です。
大径タイヤを採用しているため、積雪があっても高さがある分、余裕をもって走行できます。
※最低地上高:車体の最も低い部分と水平な地面の間の距離のこと。

⑦燃費がいい

ハスラーのディスプレイ(平均燃費)

ハスラーは燃費が良く、ガソリン代を節約できます。

ハスラーの燃費は、カタログ値で23.4km/L(ターボ無し、フルタイム4WD)となっていますが、私が計測したところ、スタッドレスタイヤを履いた状態18~21km/Lの間でした。

4WDでスタッドレスタイヤを履いてこの数字なら合格点です。

ハスラーの燃費が良いのは、排気量の少ない軽自動車であることに加え、電気の力で燃費を向上させるマイルドハイブリッドを搭載しているからです。

助手席シート下のリチウムイオンバッテリー

マイルドハイブリッドは、減速時のエネルギーを電力としてバッテリーに充電し、その電力で加速時にエンジンをアシストするシステムです。

燃費以外の維持費(税金、車検、修理代など)が安いのは、これまで説明したとおりです。

ハスラーってすごい!欲しくなった。

ハスラーには「あったらいいな」っていう機能が盛りだくさんだよ。

4. ハスラーのデメリット

①運転時の視界

ハスラーのデメリットとして挙げられるのが、運転時の視界です。

フロントガラスの角度が急なため、信号待ちで最前列にいると信号が見えにくいことがあります。

ただし、停止線より少し後ろで停車すれば、信号が見えないということはほとんどありません。

②冬用タイヤがやや割高

165/60R15(純正)
165/70R14(インチダウン)

ハスラーは純正で「165/60R15」という軽自動車としてはやや大きめのタイヤが装着されています。

そのため、冬用タイヤ(スタッドレスタイヤ)の値段が少し高くなる点はデメリットです。

対策としては、インチダウン(165/70R14・165/65R14)も可能です。

インチダウンすればタイヤ代を抑えられるので、費用を気にする人にはおすすめです。

さらに、タイヤを購入する時期や場所を工夫すると、より安く手に入れることができます。

とはいえ、私の使用感ではこれといった大きなデメリットは特に感じません。

5.おわりに

ハスラーをひとことで表現するなら「かゆいところに手が届く車」です。

スノーボードやスキーで使用する際、これほど安全性、快適性、そして経済的に優れた車は他にありません。

ひとりスノボに行く機会が多い方には特におすすめです。

ぜひ、軽自動車ハスラーの魅力を体験してみてください。

次の記事では、ハスラーと相性の良いひとりスノボや、タイヤ交換の手順とコツを紹介していますので、ぜひご覧ください。

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